Letter 1 【 道 】
霜月初旬。ずいぶん秋が深まったことを実感しているこの頃です。
皆様いかがお過ごしですか?
親愛なる皆様にお手紙を送れたらいいなぁと思い立ち、このコーナーを作りましたが、
いざ書こうとすると何を書いていいものやらわからないものですね(苦笑)。
インストアーティストゆえ、どうも言葉は下手で困った者なのですが、
これから時折、日記(ブログ)でもなく、インフォメーションを添えてお送りしているお便り(ひよこ便)でもなく、
もう少し深く、人間日吉真澄の想うことを「手紙」という形で届けて行きたいと思います。
初めての手紙に何を書くか、悩んだ結果、
私の一番好きな一字について書いてみようと思います。
「道」。
私はこの「道」という文字がとても好きです。
(最近は特に何かと毎日思い描いています)。
好きというより、常に自分の真ん中に居座ってるという方が近いかもしれません。
大きな存在の一字です。
皆様にもそんな「座右の銘」的な一字があるのではないですか?
私は4才でピアノを始めて、8才の時に音楽の道を志し、以来音の道を歩いてきました。
歩いて歩いて歩き続けて、それでも一向に辿り着けない遥かな道です。
深いです。たぶん一生かけても求めきれないです。
どの道も、ひとつの道を歩き続けるってしんどいですね。
行く道は、いつも晴天で穏やかとは限らず、
曇り空の日も、豪雨の日も、北風の日も、嵐の日も、日照りの日もある。
坂道も泥んこ道も茨道もある。
だけど、それでも歩き続ける。
歩き続けたい。
歩き続けることで辿り着ける場所がきっとある。
歩き続けなければ拓くことが出来ない場所。
そしてそうやって歩き続けて来たからこそ出会うことが出来た人たちがいる。
掴める幸せがある・・・
そう思います。
一生懸命歩く人は素敵ですね。
私もそんな人でありたいです。
あなたの歩いている道はどんな道ですか?
それはどこへと続いている道ですか?
行く道が素敵なものでありますように・・・。
東京ももうすぐ秋色に染まり始めます。
あったかいシチューが恋しい季節に・・・。
(2009年 雪待月 5日)
かしこ
日吉真澄
Photo by Masumi Hiyoshi
大好きな北海道野付半島トドワラ。この道はどこへ続く?