Dear_7

Letter 7 【 季節 】

立夏を迎え、季節はがんがん夏支度に入っていますね。
希望と躍動の季節・・・
こんな一点の曇りもない澄み切った空と風を持つ季節は
他にない5月の魅力だなぁと思います。
私の名前は、もしかしたらそんな5月の空をイメージして
名付けられたのだろうか?などとふと思ってみたりです。

私は5月にこの世に生を受けました(5/23生まれ)。
つい近年まで、「3、4、5月」が春と自分で認識していたのですが、
5月下旬は「初夏」なのだと今頃になって気づいたり(笑)。
二十四節気では、5/21頃を「小満(しょうまん)」といい、
立夏(5/5頃)からこの頃までに夏支度をして、
小満を迎える頃からいよいよ「初夏」も始動、
草木が生い茂り、ぐんぐん成長していく季節に入ります。
私はそんな「夏の始まり」の頃に生まれたのだなぁ・・・とあらためて感じたりしています。
この青空と薫風の季節に生まれた我が子に、
さぞ両親は縁起の良い思いだったろうなとか、思ってみたりです(笑)。

日本という国の最も素晴らしいところは、なんと言っても四季があることと思います。
大きく分けて4つの季節。
そしてもっときめ細かく分けて二十四節気。
そのどの季節を取っても、どれもそれぞれに素敵なところがいっぱいで、
それぞれに美しい詩に溢れています。
「季節」とは、なんて美しく素敵なのでしょうね。

いつしか、私はこの「季節感」というものを強力に意識するようになりました。
日々最も大切にしているもののひとつと言っていいかもしれません。
日々感じているものの中で最も魅力的で最もわくわくし
最も素敵なものとして認識しているかもしれない。
もし毎日から「季節感」ということが消えたとしたら・・・
きっととても味気なく、つまらないだろうなと思う。
この季節感というものは、私にとっては音楽を作る上でも
人として生きていく上でも、最も重要なファクターです。


どんなに立ち止まろうと、
どんなに転んでしまおうと、
どんなにうずくまろうと、
いつでも季節だけはそこに輝いている
傷ついて明日が見えなくなっても
空と風が織り成すものは
顔をあげれば必ずそこに明日を運んでくれる

その光のなんとありがたいことか


毎日を輝かせてくれるものは、
きっと探せばいっぱいあるのかもしれません。
そういうものがくれる力、
ひとつひとつは小さいかもしれないけれど、
でも大切にすることで必ず毎日は豊かになる


そんな季節の風のような音楽を
作っていきたいなと思っています。



青嵐薫風の候、青空が一番輝く5月の日に・・・

(2010年 橘月 十日 )



                        かしこ


                              日吉真澄






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IMG_7246.JPG青空と薫風の季節ですね。あなたの好きな季節の空は、どんなことを教えてくれますか?